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葬儀のマナー

服装

遺族の服装

・葬儀と告別式には喪服を着用します。

・喪主は、葬儀・告別式・初七日・一周忌などの法要にも喪服を着るしきたりになっています。(葬儀・告別式のみでもかまいません)

・男性の場合、正装はモーニングですが、近年では略礼服でも構いません。(社葬、団体葬の場合は除く)

・女性の場合、通夜は洋装でかまいませんが、葬儀、告別式では和装を着られた方が良いです。

・愛昇殿では、ご希望があれば、専任スタッフが着付けをいたします。(有料)

・喪服・モーニング・略礼服のレンタルもお受けいたしております。

・学生の場合は学生服やセーラー服でかまいません。

弔問(通夜)の服装

・略礼服の方が良いですが、急いで駆け付ける場合、平服でもかまいません。

※平服の場合は派手なネクタイ、装飾品は外すようにします。

葬儀・告別式の服装

・葬儀・告別式には、略礼服を着用するようにします。略礼服を準備できない時は、地味な平服に黒ネクタイ黒靴下、黒靴を着用します。

・女性の場合は、黒のワンピースを着用するようにします。

※真珠のネックレス以外のアクセサリーは外すようにします。

・名刺、ハンカチ、数珠を忘れないようにします。

お布施の知識(ご遺族)

「お布施」とは

故人の供養の為お寺様に差し上げる謝礼を、「お布施」といい、本来ご家族がお寺様に寄進するものなので金額の決まりはありません。お寺様とご相談してください。

お布施の渡し方

お布施を小盆の上にのせ、お寺様に上書きが正面になるようにして差し出します。

神式の場合

・上書きは、「御礼」「御祈祷料」「御祭祀料」「御榊料」「御神饌料」などとします。

キリスト式の場合

・上書きは「ミサ御礼」「御礼」などとします。

お香典の知識(参列者)

「香典」は通夜か葬儀の際に死者に供える金品のことを言います。
弔問や会葬に際し、香を持参して故人の冥福を祈ったことから 「香典」と呼ばれるようになりました。

・香典は袱紗や小さい風呂敷に包んで持参し、受付で渡します。

※受付のないときは、ご遺族に渡すか、霊前にお供えします。

表書きの心得(参列者)

・袋の表に、名目と姓名を記入し、裏の隅に金額を記入します。

・中包みには必ず住所を書いておいた方が先方に対して親切です。

・表書きは筆で書きましょう。

・法事にご出席になる時は、「御仏前」とします。

仏式の場合

上書きは、「御香典」または「御霊前」とします。(※「御香典」は仏式の他には使用しません)

神式の場合

上書きは「玉串料」または「御霊前」と書きます。

キリスト式の場合

上書きは「御花料」または「御霊前」とします。

持参する際

香典は、弔事用の紫、紺、灰色などの袱紗(ふくさ)に包んで持参するのが正式です。
先方へ差し出す時は袱紗から取り出し、先方に正面を向けます。

香典の目安表(参列者)

故人との関係 金額 表記法
身内
50,000円 伍萬円
30,000円 参萬円
親族
10,000円 壱萬円
勤め先の上司
10,000円 壱萬円
勤め先の同僚
5,000円 伍千円
勤め先の部下
5,000円 伍千円
勤め先の社員等の家族
5,000円 伍千円
友人・知人又はその家族
5,000円 伍千円
近所の人
3,000円 参千円

お悔やみの言葉

・お悔やみの言葉はきちんと頭を下げ短く、饒舌にならないようにします。
(例)
「どうもお気の毒でございました」
「お寂しくなりまして」
「あまりにも突然のことで、何と申しあげてよいのか、言葉もございません」

御淋見舞

近親者は通夜式の際に、お線香や和菓子・助六などをお供えとして出されます。
(地域によって異なります)

式場での心得

・数珠は左手に掛け、静かに通夜式を待ちます。

・コートや防寒具は避けます。

・知人や取引先の人に会っても大声で話しかけず、黙礼にとどめます。

・式場に入ったら、携帯電話の電源を切る。もしくは、マナーモードにします。

通夜式後の心得

・通夜式後は特別な場合を除き、周りの状況や時間を見計らって辞去します。

・葬儀に参列できない場合は、その旨を伝えて弔問します。

式場に到着後

・通常は受付で香典を渡し、名刺を出すか芳名録に記帳します。
(愛昇殿では会葬者自動受付で簡単に受付できます※一部愛昇殿を除く)
受付で簡単におくやみを述べます。
「このたびは、誠にお気の毒でございました。」
「このたびはお寂しいことになりまして。」
もし開式までお時間があれば、その後喪主にお言葉をかけましょう。

挨拶と言葉づかい

<あいさつの例>
・このたびは、誠にお気の毒でございました。

・このたびはお寂しいことになりまして。

・お力を落とされないよう。

・日頃お元気なご様子をうかがっておりましただけに。

・にこやかなお顔がありありと思い出されて参ります。

・お力になれることがありましたら、何なりとお申しつけください。

式場での心得

<あいさつの例>

・数珠は左手に掛け、静かに告別式を待ちます。

・コートや防寒具は避けます。

・知人や取引先の人に出会っても大声で話しかけず、黙礼にとどめます。

・葬儀後に出棺が行われる場合は、見送ります。

・葬儀後の法要や精進落しの出席依頼があれば、特別の事情のない限り、出席するようにします。

出棺を見送るとき

・葬儀 告別式のあと、出棺をお見送りするようにします。 ・出棺時には冥福をお祈りし、合掌してお見送りします。

参列のタブー

・式場に入ったら、携帯電話の電源を切る。もしくは、マナーモードにします。

・会場で知人と話しこまない。(式場内、式の途中ではできるだけ静かにしましょう。)

・故人の死因や経過を遺族に尋ねたりしない。(遺族の気持ちを考えましょう)

・声高らかにお悔やみを述べたりしない。

・遺族と長く話しこまない。(他の弔問客がお待ちになっておられます)